創業時より大切にしてきた“品質と納期への責任”
SEEDが精密板金事業においてお客さまに選ばれる理由は、品質と納期への妥協のないこだわりから。
加工が難しい板厚1mm未満の薄板需要が高まる中、従業員一人一人が主役となり、お客さまから揺るぎない信頼を得られるものづくりに取り組んでいます。
板厚0.4mm〜6mmの鉄、ステンレス、アルミ等の加工を得意とし、ヒアリングから設計、加工、組み立てまで一貫して自社にて行えるので、納品まで寄り添った対応が可能です。
FLOW / 加工工程
1. プログラミング
当社ではお客様から図面データを頂き、展開形状をプログラミングする場合が多いのですが、自社製品では設計から行っております。
図面をお持ちでないお客様も是非一度お問い合わせください。
2. ブランク加工
プログラミングした展開形状(外形)通りに外形・穴加工を行います。
当社では2種類のブランク加工方法を採用しております。
ターレットパンチプレス
NC制御で様々な抜型のプレス金型で母材を切断します。
後述のレーザー加工ほど複雑な形状の加工は出来ませんが、レーザー加工よりも低コストでの加工が可能です。
レーザーカット
レーザー加工機で母材にレーザーを照射し切断します。
ターレットパンチプレスよりも複雑な形状の加工が可能です。
当社では上記2種類の加工を1台で行う事の出来るレーザー・パンチング複合機を所有しておりますので、双方の利点を活用したより高度な加工も可能になります。
3. 曲げ加工
ブランク加工をした展開形状の平板を曲げていきます。
プレスブレーキのベンディングマシンにより任意の曲げ角度、曲げ形状に成形します。
ローラー加工機によるロール加工も可能です。
4. 溶接・組立
切断・曲げ加工を行った金属板同士を結合します。
一言に溶接といっても様々な加工方法があります。
半自動(CO²)溶接
別名炭酸ガスアーク溶接と呼ばれています。
炭酸ガスを使用し軟鋼用ワイヤーを溶かし、金属板同士を結合します。
結合部分の溶け込みが深い為、高い生産性と溶接強度を確保できます。
※半自動溶接には上記の「炭酸ガスアーク溶接」の他に、「MIG溶接」「MAG溶接」に分けられ、それぞれ違う特徴を持っています。
TIG(アルゴン)溶接
アルゴンガスを使用し金属板同士を溶かして結合します。
微細な部分の溶接に向いており、且つ半自動溶接よりも美しく仕上がります。
スポット溶接
結合したい金属板同士を電極で圧力をかけながら電気抵抗による熱で結合します。
溶接速度が速い為生産性が高く、見た目が美しく仕上がります。
スタッド溶接(コンデンサ式)
コンデンサに充電された電流により、スタッドと母材の間に瞬間的にアースを発生させ、専用のボルト・ナット等を金属板に結合します。
溶接可能範囲に制限がありますが、母材に与える影響(溶接痕・ひずみ等)が少なく、生産性が非常に高い溶接方法です。